T-Wall 大岡山 (21)

最終更新日

2011-10-07(土)。14:30-16:30。T-WALL大岡山。大変な混雑。

保持力を養うため、スラブと垂壁はやらずに薄かぶりの100°壁のみを登る。8級の課題からのんびり開始。目下の課題である黄色9[4級]の最後2手部分のムーブが大体解決した。つなげてやろうとするがなかなか難しい。しつこくトライを重ねていると、右のちょっと甘いホールドで保持してるときに足が外れ、右薬指に過大な負荷がかかった。同時に、右手前腕の奥に少しだけ違和感を感じた。特に痛みはないが、オープンハンドで持とうとすると、右薬指にだけ力が入らない。不気味なので本日は終了。

妻は100°壁の黄色10[4級]を悠々クリアした後、120°壁を果敢に攻めていた。敬服。

右薬指の件、本やネットで調べると、どうやら「深指屈筋(しんしくっきん)」を損傷した可能性が高い。この筋肉は指ごとに独立しているらしく、中指や小指はほぼ通常どおり力が入るが、薬指だけ見事に力が入らない。また、同じ薬指であっても「浅指屈筋」をメインに使うカチ持ちであれば、力は入る。今回、筋肉を痛めたことによって、興味深いことに、どの筋肉がどういう持ち方の時に使われているのかを、モニタリングすることができるようになった。