河又 (1)
2012-03-04(日)
河又。9:00-15:00。
近場の石灰岩を目指し、初の河又。自宅からは70km程で、天王岩に次ぐ近さだ。駐車場から道路を少し歩き、登山口から15分くらい急な道を登ると、コウモリ岩に到着。鍾乳洞として有名な様子。観光用の看板が立てられている。岩は濡れていないようだが、地面はびちゃびちゃ。天気は曇りで、どんよりと暗い雰囲気。
3月上旬の奥多摩は思った以上に寒く、岩を触る度に体温が奪われる。ホッカイロを持って来なかったことを後悔する。トポと岩を入念に確認し、ミヤザキミドリ[5.10a]を登ってみようか、となる。
1. ミヤザキミドリ[5.10a] FL。妻が会心のオンサイトを決めた後、ぼくのトライ。大レストできる穴蔵の上が少し難しく、穴とルートを行ったり来たりしつつ、約20分かけてようやくフラッシュ。
2. アリゲーター[5.11a] ×。ワニの口のようなコルネがルート中盤にあるルート。妻が3ピン目までヌンチャク掛けて、それを受け継いでぼくが登る。下部はA0ですっとばし、ワニを越えた4ピン目までなんとか登る。そこから上がとても微妙なホールドで、何度も行きつ戻りつ試すものの、ついに滑ってフォール、ワニと衝突して戦意喪失してしまう。
3. アリゲーター[5.11a] ×。再度登ってみるが、どうもよくない。4ピン目にカラビナ残置して敗退。悔しい。
もっとやさしいルートはないものだろうかと、上部のエリアを覗いてみる。尾根上の踏み跡を30分くらい歩く。小泉エリアと雷岩を見てみたが、モチベーションは全然湧かない。見学だけして、そそくさと岩場を後にした。まだぼくたちにはこの岩場は早かったか。