仙丈ヶ岳 (2012-11-23〜25)

最終更新日

メンバー:S間(L、記)、Ks、Kn、kinaco

行動記録

2012-11-22(木)

21:30 東京発

2012-11-23(金) [雨のちくもり]

01:30 戸台駐車場着(仮眠)
07:00 戸台駐車場発
11:00 丹渓山荘
14:30 北沢峠テント場着

前夜に東京を出発し、深夜1:30に戸台の駐車場に着いた。他には軽のワゴンが一台だけ。雪はない。テントを張り4時間ほど仮眠。起きたら雨。仕方なく出発。河原に沿って戸台川を登る。地図には林道らしきものが描かれてるものの、実際は崩壊していて歩きにくい。道に迷って三度も渡渉してしまった。4時間かけて丹渓山荘跡着。渡渉で濡れてしまった靴下を代える。

丹渓山荘からは植林帯の急登が続く。河原より断然歩き易い。出発から7.5時間で北沢峠着。林道には5cm程積雪。しとしと雨が雪を融かしつつあった。

テント場には誰も居ない。貸切りだ。雨も止んできた。雪の上にテントを設営。水場とトイレもあって快適。

戸台川沿いの道

2012-11-24(土) [雪のち晴れ]

04:30 起床
06:00 テント場発
07:30 3合目
10:30 6合目少し上(ここで敗退)
12:30 テント場着

朝、テントから顔を出すと、星は見えず、粉雪が舞っている。6時に出発。久しぶりの雪山だ。黙々と高度を稼ぐ。展望はないものの、3合目まではほとんど雪はない。3合目を過ぎると徐々に増え、4合目あたりから足首までの深さ。5合目からは膝ラッセル。ワカンを持って来ればよかったと後悔。この時期、まだ雪の量は大したことないだろうと勝手に思い込んでいた。雪の表面が昨日の雨でクラストしていて、余計疲れる。

6合目を過ぎると稜線。風と雪が吹き付ける。ラッセルは時に股下まで。雪の表面が中途半端に硬く、遅々として進まない。メンバーの調子も良くない様子。無理せず、引き返すことにする。10:30。

下山は登りの辛さが嘘のようにサクサク進む。天気も良くなってきて、甲斐駒がきれいに見えた。

断念した辺り
名残惜しい小仙丈
甲斐駒がきれいに見えた

2012-11-25(日) [快晴]

03:00 起床
05:20 テント場発
10:20 駐車場着着
11:30 駐車場発
12:00 仙流荘日帰り湯
13:00 昼食@みぶ川
19:30 東京着

夜明け前から快晴。星が物凄く良く見える。後髪引かれる思いで下山。行きと同じく、丹渓山荘下流の渡渉で苦労する。延々河原を歩いてやっと駐車場に着くと、なんと車のバッテリーが上がってた。車内灯を付けっぱなしにしてしまっていた。幸い、KsさんとKnさんは別の車で来ていたので、ブースターケーブルを仙流荘で借りてきて頂き、エンジンをかけることが出来た。

仙流荘でお風呂に浸かってほっとする。伊那市の「みぶ川」で昼食。美味しくて雰囲気の良い店だった。だいぶ早い時間に帰途に着いたつもりが、やっぱり中央道の渋滞にはまってしまった。

下山後、登ってきた道を振り返る

覚え書き

  • 甲斐駒に比べ仙丈は雪が多いのだろうか。ワカンを持っていればと後悔。リサーチ不足だった。
  • 4テンは広く、出入口が2カ所あるので楽。しかし結露が多いような。
  • 今回、行動料を少なくしたのは正解だった。いつも多すぎだった。
  • アルファ米の袋に穴が空いてた。輪ゴム忘れた。
  • 駒仙小屋のテント場はトイレと水場あり。なかなか快適。携帯は圏外だった(docomo)。

初版:2012-12-15、最終更新:2012-12-22