荒川三山

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南アルプス南部、荒川三山、赤石岳でアフターを行いました。とりあえず、全員無事に、そして楽しい思い出を持って下山できたことをとてもうれしく思います。多少きつめのコースだったのですが、今ではつらかったことは(あまり)思い出さず、充実し、仲間と一緒に過ごす喜びを味わえた素晴らしい時間でした。

アプローチの前日は、松本駅でステーションしました。翌日、伊那大島駅へ電車で向かい、この駅でF山さんと合流しました。F山さんは、4年生であるにもかかわらずこの山行に参加していただきとても感謝しています。山口から長野まで18切符で来るのは大変だったでしょう。P-menが全員そろい、バスに乗って登山口の塩川小屋へ。ここで一泊しました。スペシャルエッセンのもつ鍋をやや食い地獄になりつつ食べたのを思い出します。そして、いよいよ山行開始。

1日目は、いきなり1300mアップし、三伏峠を目指しました。この日は雨がしとしとと降り続け、ただつらいだけでした。

2日目は、雨が降っていたのと台風接近のため沈としました。

3日目には、天気が回復し、三伏峠を出発し、烏帽子岳で1本とっていると、偶然御来光を見ることができました。モルゲンロートの峰峰から暖かい光と一緒に顔を出した太陽はとても印象に残っています。この日は気持ち良く稜線を歩き、歩き、小河内岳を通過してテン場の高山裏避難小屋に着きました。そして、気持ち良く眠りについたのでした。

4日目は快晴。荒川三山、前岳手前のカールを一気に登り、360度の展望。名も無い岩場で全員しばしくつろぎました。そして、いよいよ前岳、中岳、悪沢岳を登り、特に悪沢岳はその大きさと重量感に息をのみました。この日は小屋泊まりで贅沢な気分を味わいました。

最終日の5日目は、熱帯低気圧が接近していたため天気は崩れ、風が強かったため赤石岳ピストンをカットし走るように下山、椹島ロッジに到着。アフターを終了しました。ワンゲル2年目でまた新たな経験をすることができました。この経験を今後に生かしていきたいと思います。

悪沢岳付近の稜線
悪沢岳へのピストン
赤石岳を望む