北山公園 (2018-10-28)

10月初旬に行った瑞牆山でボルダリングの面白さが分かってきたので、今度は北山公園でボルダリング。地元のTさんがこの公園に詳しいのでいろいろ案内して頂いた。まずは最近開拓されたルーフクラックの「美蕃登 初段」。公園からイノシシ柵を越えてわりとすぐの場所にある。こんな近くに未踏課題があったとは。側壁のスラブと反対面のクラックでアップした後、いよいよ問題のルーフワイドクラックに挑戦。当然ながらどうにもムーブを起こせず。抜け口だけやってみるがここも難しい。通っていればちょっとずつ進歩するのだろうか。

腹筋がつかれたので、別エリアに移動して「ドラの音 2級」に挑戦。さすが2級、全然ホールドがつかめない。離陸して1手目が取れるようになったものの2手目まで進めず仕舞い。

今度は「鉄人 3級」。初見ではホールドがよく分からなかったが、kinacoさんとTさんのトライを見てイメージができた。あとはマントルを返すだけ、という所まで来て右手のホールドを見失い、やみくもにパーミングして左膝を押付け、ずりずりと這い上がろうとしたものの力尽きてフォール。アゴをすりおろしてしまった。怖かった。大レスト後の再トライでようやく完登。北山公園で2つ目の3級ゲット。

最後は火の用心の岩。こちらは手も足も出ず、日向ぼっこに終止した。指皮が無くなって、ホールドを持てなくなるばかりか岩に触るのも辛いこの感じ、久しぶりだ。それにしても天気が良くて清々しい。巨岩の向こうには大阪の高層ビルや瀬戸内海が望め、なんとも不思議なロケーション。

自宅から阪神高速で海側から行くと渋滞するし遠いイメージがあったものの、六甲山の裏側から回り込めば車で1時間強なので道場駅周辺の岩場へ行くのと大差ないことが判明。ボルダリングならパートナーがつかまらなくても登れるし、何よりムーブを探っていく過程が面白い。ボルダー力はあるに越したことはないので、もっと通おうかな。