再び歯医者

最終更新日

2012-06-11(月)

日曜日の夜、ジムから帰って来ていつもどおり妻と二人で晩酌していると、なんだか左下奥の歯がむずがゆくなってきた。お酒が回って血行が良くなるにつれ、痛みは増し、親知らず抜歯後みたいに猛烈な痛痒さに襲われ悶絶した。痛くて夜はあまり眠れなかったが、朝になると痛みは引いていたのでとりあえず会社へ行った。仕事をしていても歯がじわじわ痛いし、いつ昨日のような激痛に襲われるかと思うと気が気でなく、午後半休を取って歯医者へ行った。

痛みの元凶は半年前に治療した歯だった。その歯は、虫歯治療のために歯の根っこだけを残して神経を抜き被せ物をしたほとんど入れ歯みたいな歯だ。その歯の根っこ部分が化膿したことで膿が溜まり痛みが発生したらしい。そんなわけで、神経の通っていた部分の治療をやり直すことになった。

担当医に「麻酔しなくてもいけると思いますけどどうします?」と聞かれ、「なんてことを聞くんだ、ぼくを気絶させるつもりなのだろうか」と思ったものの、ぼくももうすぐ34になるので、大人の対応で「念のため麻酔してください」とジェントルにお願いした。麻酔の注射をされる時が一番痛く辛かったのだけども、クライミングで鍛えた気合と根性で耐えた。少し涙が出た。

そんなこんなで首尾よく治療は終わったものの、また化膿するかもしれないのでしばらく様子をみつつ通院することとなった。ああ、クライミングの時間が削られる。歯医者に通う暇があるならジムに通いたい。