烏帽子岩(2022-06-04)
またしても久しぶりのクライミングは裏六甲の烏帽子岩。前回来たのは1.5年前だった。13時に訪れたので、日なたは暑く、木陰のある右奥の岩場で登ることにする。体重は増えているし、慣れていないクライミングシューズを持ってきてしまって足は痛いしで、以前の様に軽快には登れなかった。簡単なルートを4本登って、15時半に終了。
最近はどうも、登山にもクライミングにも、これまでのようには打ち込めない日々が続く。今日だって、kinacoさんが誘い出してくれたから登り来れた。登ってみれば、乾いた岩を触るのも、ロープをたぐってクリップするときの適度な緊張感も、なかなか気持ちが良かった。
さて、クライミングにおいて、ビレイやクリップのロープワークだとか、テント泊やビバーク技術、地形を読む技術というのは、少々活動を中断してもそう簡単には忘れない。一方、体力や筋力に依るところが大きい「登る力」そのものは、ほんの数ヶ月で地に落ちてしまう。僕だけかもしれないけれど、ここがクライミングという趣味の辛いところだ。しばらくは無理せず、登りたい気持ちが回復するのを待つことにしよう。