小川山 親指岩・最高ルーフの岩場 (2012-07-15)

最終更新日

メンバー:ガメラさん(L)、Kさん、Sさん、kinaco、S間(記)

概要

小川山(滞在2日目)。9:00-17:30。親指岩→最高ルーフの岩場。ガメラさんの講習会。前回は2月の城ヶ崎だったから、半年ぶり。メンバーはぼくらを入れて計4人。今回もクラックを希望して、まずは親指岩へ。

詳細

1. 小川山レイバック[5.9+] RP(再)。以前リードしたことがあるので、ぼくだけリード。ガメラさんにカムセットを見てもらい、特に怒られなかったので大きな問題はなかったのだと思う。ちょっと自信が付いた。

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小川山レイバック

2. クレイジージャム[5.10d] TR 出だしテン山でトップアウト。かの有名な四つ星ルート。こんなにも早くこのルートに登る日が来ようとは思わなかった。当然ながらトップロープ。下部のレイバック部分がぼくには難しく、離陸まで3回くらいかった。つぎのハンドジャム部分はバチ効きで快適。ワイド部分は根性で登る感じ。汗だくでずりずり這い上がった。ガバで一休みし、効きの悪いフィンガーでトラバースしてようやく岩頭へ到着。ものすごい達成感だった。

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クレイジージャム

3. 小川山レイバック 2P[5.9+, 5.8] フォロー。2P目も登ってみましょう、ということで再び小川山レイバック。ロープ2本、1本に2人繋がって一人ずつ登る。下から見える終了点からさらにスラブを左上しテラス(本来の1P目終了点)へ。広くて快適。2P目はハング下を左へフィンガートラバースし、スラブ状を乗越すと親指岩のてっぺん!広くて平らで絶景の岩頭で岩を眺めながら、ガメラさんに近辺のルートの解説をしてもらった。贅沢なひと時。

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親指岩の頂上からの展望

最後に、最高ルーフの岩場の近くでスラブの練習。スラブにはクライミングの基礎がたくさん詰まっているのだそうだ。

4. ナデシ[5.11a] TR 1テンでトップアウト。まずリードしてみる。ガメラさん曰く「ナデシ」は限定なしで5.10cくらいだそうだけど、1本目から2本目までのムーブがぜんぜんできなかった。トップロープで引上げてもらい、回収。このあたりで17:00頃だったので、本日の講習は終了。

今回の講習もガメラトーク満載で面白かったものの、どっと疲れた。おそらくクレイジージャムを登ったからだと思う。ムーブでできない部分はなかったので、秋にでもリードトライしてみよう。

ところで、こうしてプロのクライマーと登ることは、技術的にクライミングを教えてもらう以上に、クライミングの文化とか精神みたいなものに触れられるところに価値があると思う。これからも半年に一度のペースで講習受けようかな。モチベーション維持にもつながるし。