小川山 (20) 親指岩、最高ルーフの岩、屋根岩2峰、4峰
2012-08-26(日)
小川山。6:00-13:30。
この時期の小川山は、午後にわか雨となる可能性が高いようなので、5:00起床で行動開始した。親指岩に6:00着。緑に透ける青空が眩しい。誰もいないし空気は涼しく乾いてるしで最高だ。
1. 小川山レイバック[5.9] RP(再)。だいぶこなれてきたように思う。
2. 小川山レイバック[5.9] TR。レイバックせずに登れるようになった。
妻は1便目で小川山レイバックをピンクポイントし、2便目でレッドポイントした。大きな成果だと思う。プロテクションのセットも登りも問題なし。頼もしいパートナーだ。もう少しクラックをやりたくなったので、最高ルーフの岩場へ向かった。
3. 笠間のピンキー[5.10c NP] ×。3テンでトップアウト。ハンドジャムが効くのだけどカムを沢山セットし過ぎてパンプしてしまった。フットジャムが上手く効かせられず、左ハンドだけで足ブラになること2回。ついに落ちた。カムで落ちたのは初めてだ。しっかりぼくをプロテクトしてくれたマスターカム2番に感謝。
他のパーティーが来たので撤収し、妻は「ナデシ」の左のルートをオンサイト。ぼくはナデシにトライしようと思いボルト1本目まで進んだが、2本目のクリップが悪そう。突っ込んだらグラウンドフォールする予感がしたので、クライムダウンした。気分を変えて、屋根岩2峰へ移動。宿題のDDTへ取り付いた。
4. DDT[5.11a] ×。ムーブを思い出しながら登るも、出だしの核心で落ちた。2本目のボルトまでヌンチャクをかけ、一旦降りた。
5. DDT[5.11a] RP。核心は組み立てたムーブどおりこなせた。遠い左手が難しかった。上部のスラブ的フェースは、ホールドを探しながら行きつ戻りつして、ようやく完登。小川山2本目の5.11aだ。
続いて、前から登りたかった「ノイズイノ」を目指し、4峰へ行ってみる。別パーティーがノイズイノを登っていたので、同じ壁の右端の「スラカン」から取り付いた。
6. スラカン[5.10d] ×。ボルト間隔が近いので登りに集中できる。オンサイトいけるかも、と思っていたら最後のボルトクリップ後に落ちた。
7. スラカン[5.10d] RP。カンテ右側のホールドを上手く使うのがコツのようだ。面白かった。
8. ノイズイノ[5.10b] OS。斜めに走るダイクに沿って左上する美しいルート。ホールドは明確でしっかり持てる。ぐんぐん高度が稼げて気持ちがいい。遠いボルト間隔から来る緊張間もあいまって、集中力の高い濃密なクライミング時間を過ごせた。
ノイズイノを登り終えて13:30。朝早かったのでもうお腹一杯。雲が増えつつある空を心配しながら下山。よく移動した一日だった。帰路、14:30頃、川上村~野辺山間を通ると、道路が川のようになる豪雨だった。
本日の成果:DDT[5.11a]、スラカン[5.10d]、ノイズイノ[5.10b]