鳳来 ガンコ岩 (2016-09-11)

最終更新日

メンバー:kinaco、T尾、M村

概要

日帰り鳳来。10:00-16:00。

  1. 講習会ルート 5.7 RP(再)
    ブースティックを岩場で初使用。悪くない。今日はブースティックで登ることに決定。
  2. キツネの嫁入り 5.11c TO
    迷いつつも、5ピン目までノーテン。最高到達地点更新したが、その代償に激パンプ。休み休みトップアウト。kinacoさんが垂らしてくれた長ヌンのおかげで、終了点下のムーブも少し掴めてきた。
  3. キツネの嫁入り 5.11c ×
    暑くてモワッとしてたのと、パンプが回復していないのとで、自信がなくなって3ピン目で降りた。
  4. キツネの嫁入り 5.11c TO
    前腕の疲れが抜けず、休み休みトップアウト。セクション毎のムーブは結構小慣れてきた。問題は持久力。無駄な動きを削らなければ登れない。
  5. タップダンサー 5.10d TO
    各駅停車でヌンチャク掛けながらトップアウト。怖かったけれど、昨年よりかは核心のホールドの保持力が増していたので、ぼくも一応は、進歩しているようだ。

詳細

高砂を4時発でサークルKに7:45着。小滝駐車場でT尾さんらと乗り合わせた。乳岩駐車場は8時半時点でほぼ満車。2台空いていたスペースにギリギリ止められた。

計画どおり、みんなに先に行ってもらい、ぼくと娘はゆっくりアプローチした。娘が途中まで歩いてくれたので助かった。乳岩の橋の手前で娘が「ちゅかれたー。これのる。」と言ったので背負子で移動。東屋でおやつ休憩。ヤンヤンつけボー。その間に、ザックの背面長を調整したら、劇的に背負いやすくなった。腰ベルトをしても足が前に出る。これまでは背面長が長すぎたようだ。

ガンコ岩では、主にキツネの嫁入りにトライした。試しに少し使ってみようと持って行ったブースティックを、結局ずっと履いていて、ハイアングルの出番は今回なかった。ブースティックはまだ下ろしたてなので足に慣れておらず少々痛いものの、細かい所に立てるし剛性が高いので、手が遠くに出せる(リーチが伸びる)感覚があって心強かった。鳳来の岩質ならフリクションも問題なかった。今後のメインシューズになりそう。石灰岩とか、フリクションが必要な場合はハイアングル。クラックはTC Pro。あとは高難度のマルチ用をどれにするかだけど、現ミウラーか、ハーフ大きいミウラーが候補。ブースティックが馴染めば5ピッチ以下のマルチには使えそうな気がする。

以下、キツネの嫁入りのムーブメモ。
1ピン目:左手サイドプル、右手上の横穴、左手穴、右手フレーク下穴、左手フレークガバサイド、右手斜めのガバでクリップ。
2ピン目:やや右上して左ガバをデッド気味に左手で取り、それをマッチし右手保持でクリップ。
3ピン目:マッチのガバから右上ピンチガバを右手。そこから左上。左カチ、右スローパーガバで足上げて、右手ガストンのカチで保持後左へ重心を移し、左手をボルト右の大穴へ。
4ピン目:3手上がって三角の大ガバでレスト。ボルトに向かって左上するが、低い位置のフットホールドで身体を下げて腕を伸ばした方が楽。いったん下るイメージ。左手を遠くへ飛ばし、右手は少し下のホールドをサイドで持つと効く。ボルト左のガバでクリップ。
5ピン目:右手斜めのカチから左ヒザを右向きにした側対デッドで左手を遠い上のホールドへ。左手人差し指と中指でジャムっぽく保持し、右手を小三角のカチ、左足を開いて上げて、左手を上のスローパーっぽい穴。右手を斜めのガバ。左手を左穴、右手を上のガバで持ってクリップ。
6ピン目:左手ポケットでアンダー保持して足を上げる。右足を先ほどの小三角カチに乗せ、右手遠い甘めのホールド。左足を思い切って上げて、左手アンダーのまま右手をクロス気味にボルト右のガバへ。
7ピン目:しばしレスト。足を拾って思い切って身体を上げて右手をボルト右上の斜めガバ。
終了点:フレークを左手ガストンで右足を高めに上げて、右手でフレーク上部を保持。左のスラブ壁を登る感じで思い切って左寄りに進み、左手はカンテを持つ感じにするとホールドがある。右手はポケット(2箇所)をガストンで持ってジワジワと上がり、左手で奥のガバポケットを掴んで終了点にクリップ。

初版:2016-09-14、最終更新:2016-10-30