釣りとクライミング(2021-11-03)

最終更新日

釣り@播磨新島

朝5時半に起きてRK(娘、8歳)と播磨新島(本荘人工島)の波止場へ釣りに行った。小学2年生のRKに5時半起きはしんどいかなと思いながらも、寝ているRKに声をかけると、パチッと目を空けて「行こっか!」と勢いよく起き上がる姿に頼もしさを感じた。

3日前の日曜日に初めて釣りをして、小物を少々釣り上げたことに気を良くしたRKは、すっかり釣り好きになった模様。もともとはニンテンドースイッチの「あつまれどうぶつの森」で、海で魚を捕ることから釣りに興味をもったようで、現実の海でも魚が釣れたので楽しかったみたいだ。

6時過ぎに波止場に着くと、ピーク時の廻り目平かとうくらい、多くの車が停まっていた。これだけ人が集まるのならさぞかし釣れるに違いないと、意気揚々と釣りの準備をする。しかし、朝マズメからの2時間程竿を出してサビキ釣りに勤しんだ2人が釣り上げたのは、フグ2尾とハオコゼ1尾のみだった。

収穫としては、RKがリールの使い方を覚えてくれたことくらいか。つぎはどこで釣ろうかと帰りの車で会話する。「やっぱり最初に釣りに行ったところが良かったんじゃない?」とRK。共通の楽しみができて僕も嬉しい。

思えば、僕は中学校生の頃、釣りが好きだった。祖父に海釣りに連れて行ってもらうのが、何よりも楽しみだった。広島県の草津漁港や、江田島・倉橋島に、よく行っていた。祖父は朝早くから起きて釣りの準備をして、釣り餌や道具も買ってくれて、ジュースなんかも用意してくれていた。帰りの車で僕は疲れて眠っていたのだけれど、祖父は運転し、子ども心に、大人って凄いなと思っていた。今は、僕があらゆる準備をして、車を運転し、子どもを釣りに連れて行っている。この立場になって分かったのは、準備する過程すべてひっくるめて、連れて行く側にも楽しみがあるということだ。

▲播磨新島の波止場

クライミング@姫路のモアイ岩

一旦帰宅して朝食を食べ、昼前から姫路の海岸の岩場へ家族3人で出かけた。とある公園内からアプローチ1分のモアイ岩でクライミング。RKはクライミングに興味を示さずマンガを読みふけっているので、僕と妻の2人で登る。

  1. ノーズ 5.10b
    下部のハングはなんとかOSで突破。さらに上にスラブが続いていたけれど、ランナウトが恐ろしいので、隣のルートの終了点で終わりとした。
  2. 天使の涙 5.11a/b
    1ピン目かけてからのムーブができずにクライムダウン。ハイステップかな。

この後、RKが海に行きたいということで(この公園は海に面している)、海沿いの散策がはじまり、クライミングを続ける雰囲気ではなくなってしまう。隙を見てロープソロで名前もグレードも不明なルートを2本登って、15時前に撤収。

朝早くから起きて、釣りもクライミングも楽しめた欲張りな一日となった。

▲モアイ岩を見上げる