雪彦山 友人登路・不行岳南東壁 (2019-06-16)

最終更新日

地蔵岳(右)と不行岳(左)

行程

06:20 高砂
07:20/07:50 賀野神社
08:20 友人登路取付き
10:00 三峰の頭
10:30 不行岳南東壁取付き
11:50 大天井岳
12:40 賀野神社

内容

姫路市のIさんと雪彦山でクライミング。友人登路と不行岳南東壁を継続した。Iさんと登るのは今回がはじめて。雪彦山に通い込んでおられるIさんから、アプローチでの踏み跡のたどり方や、いつも恐いなと思っていた不行岳から大天井岳へのコルの進み方の解決方法など、多くの学びをいただいた。

残念ながら、前日の雨で友人登路の1p目 5.11bはビショ濡れ。パリパリに乾いていても苦労したのに、濡れていては登れない。左のオリジナルルートから巻いて行く。2p目が微妙に濡れていたがIさんが熟練の動きでリード、3p目以降は乾いていて、快適に登ることができた。

三峰の頭でしばらく休み、不行岳南東壁に向かう。いつもは懸垂で降りていたけれど、Iさんの案内で尾根上をたどると歩いて不行岳まで移動できた。南東壁のルートは存在すら知らなかった。錆びたボルトとハーケンで墜落は許されない感じ。しかも出だしは濡れていて、所見ということでルートファインディングもなかかなに大変で、期せずして痺れる充実のクライミングとなった。

備忘録

  • 荷物はそれぞれに背負って登った。これまで、それなりに難易度の高いルートではリードが空身、セカンドが2人分をまとめて背負うという方式にしていたものの、2人分となるとセカンドでも重くてしんどかったので、自分の荷物は自分で背負う方が、自分の裁量で軽量化できるのでトータルでは楽だと感じた。
  • 友人登路の最終ピッチは声がとても通りにくいので、ロープの動きで合図するなり笛で合図するなりした方が良さそう。
  • 不行岳から大天井岳へのコルは、割れ目をまたいで右から凹角をたどると歩きやすい。