MacBook Airに外付けキーボードとマウス
7年前(2013年)に買ったMacBook Air 11をいまだに現役で使っている。コンピュータを使う用途は、Evernoteで記録を書いたり、ブラウザで調べ物したりブログをたまに書いたりするくらいなので、メモリ4GB、SSD 128GBという7年前の製品でも事足りている(SSDは容量が逼迫しているので、もう少し欲しい)。Macの良いところはスリープからの復帰が楽なことと、動作音がほぼしないことだ。
それでも最近はキーボードがヘタってきたのか、タイピングの感触が悪くなってきたので、FILCOのメカニカルキーボード(ピンク軸)を外付けしている。MacとWindowsではキー配列が微妙に違っているので、Karabiner-Elementsというアプリで調整したら不自由なく使えるようになった。
MacBook本体のキーボード部分に、外付けキーボードを重ねて置くと、少々不格好だけれど問題なく使える。MacBook Airのキーボードも悪くないが、さすがにメカニカルキーボードの打鍵感には及ばない。それに、オリジナルよりもキーが少し増えたため、Emacsのキーバインドでテキスト編集するようにしたら、今まで以上に便利になった。Unix由来のMac OSならではのアドバンテージだ。
しかし、本体にキーボードを重ねるとトラックパッドが使えなくなる。これまでは普通の(Windowsで使う)無線マウスを使用していたのだけれど、仮想デスクトップをスワイプで切替えられなかったり、縦スクロールの向きがトラックパッドと逆だったり、マウスホイールのスクロールがカクカクしたりと、地味に不便だった。というわけで、給料も入ったことだし、思い切ってMagic Mouse 2を買ってみた。
賛否両論あるマウスのようだが、今のところかなり良い。縦スクロールがトラックパッドと同様の滑らかさと方向で操作できること、仮想デスクトップをスワイプ(フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ)できること、この2点だけでも価値がある。
マウスの表面を使用してのジェスチャーにはちょっとコツがいるし、マウス本体の高さが低くのっぺりしている(ジェスチャーできるようにこういう形状になったのでしょう)。スクロールを検知する範囲が広すぎて、手のひらが当たったときに微妙に意図しない動きをすることがあるので、MagicPrefsというアプリでスクロール範囲を狭めて対応した。あとはまあ、慣れれば大丈夫そうだ。