歩荷トレ@播磨アルプス (2020-12-06)

最終更新日

年末山行に向け、近所の山で歩荷(ぼっか)トレーニング。

09:40 宝殿駅
10:10 登山口
11:35 高御位山
13:30 桶居山
14:05 山神社

宝殿駅から歩いて高御位山(たかみくらやま)方面へと向かい、地形図に記載されている登山道を頼りに登山口を探す。目星を付けていた登山道はどうやらマイナーなようで、どこが登山口なのか判然としない。所々にある「この先罠多数あり」の看板に緊張感が高まる。人里と山との曖昧な境界を抜け、しっかりと踏み跡の付いた登山道に乗ってほっとする。

そこらの岩をザックに詰め、携帯用重量計で総重量を21kgに調整する。このくらいであればまだ肩は痛くない。アルパインクライミングをかじりはじめてから、しっかりした腰ベルトのザックは使わなくなった。腰ベルトが取り外し可能ならば、すぐに外すようになった。ハーネスと干渉してしまうからだ。故に、荷物の重量は腰に分散されることなく、肩にのみ負荷がかかる。だからこうして、重い荷物を担ぐトレーニングをして肩を慣れさせている。

陽当りのすこぶる良いこの山域は、12月に入ったというのにとても暑く、急登を歩いていると汗がとめどなく流れてくる。自分の塩分で顔がヒリヒリするのはいつぶりだろうか。それに、最近はアプローチシューズしか履いていなかったので、ソールの硬い冬靴で岩場を歩いているとバランスを崩しがちだ。

標高304mの高御位山山頂は多くの登山者で賑わっている。桶居山への縦走路へ分岐すれば人の数は減ったものの、15人以上の団体さんもおられてびっくりする。山神社の岩場の白眉である獅子岩を左に眺め、最後のピークを越える。岩場へのアプローチで通い慣れた登山道を下って山神社に到着し、シーズン初となる歩荷トレを終える。

▲高御位山を見上げる
▲穏やかな瀬戸内海
▲アップダウンの多い縦走路