六甲山歩荷トレ 宝塚・一軒茶屋・住吉道(2024-01-14)

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年始の戸台川で歩荷力のなさを痛感したので、改めて六甲山で歩荷トレーニングをした。荷物は28kg。

  • 2024-01-14(日)晴
    08:10 阪急宝塚駅
    09:05 塩尾寺
    10:40 太平山
    12:00 水無山
    12:45 一軒茶屋
    13:10 西お多福山
    14:50 五助ダム
    16:00 阪急御影駅

荷物が重いと、担ぐ瞬間が一番しんどい。よっこせとザックを持ち上げ、その瞬間に右膝が90°くらいになるように右足を前に出して腰をかがめ、いったん膝の上にザックを立てる。素早く右肩を肩ベルトに通し、背負投げよろしく背中でザックを持ち上げ、つづいて左手を肩ベルトに通す。この一連の流れで消耗する。

六甲山には何回か登っているけれど、最高峰よりも東側にはまだ行ったことがなかった。今回は東端の宝塚からスタートした。市街地から塩尾寺までいきなりの急登。お寺を過ぎて登山道に入ると、基本的になだらかで、海も見えて歩くことを楽しめた。登山道は丁寧にメンテナンスされていた。

▲東の尾根から大阪湾方面

途中で何度も、強そうなハイカーに抜かれた。多くはトレイルランナーだった。まだまだ僕は体力がないなと反省しながら、4時間半歩いてようやく一軒茶屋。ここで長めの休憩をとった。六甲最高峰のすぐ近くだというのに車道があり一般車がビュンビュン通って不思議な感じ。

▲一軒茶屋の向かいで休憩

稜線上を摩耶山まで歩いて新神戸に下山しようと目論んでいたものの、時刻はすでに13時。摩耶山へはあと10kmと示す標識を見ると心が折れた。まあ無理すまい。荷物も重いし。途中の分岐で、御影方面に下ることにした。こちらも趣があってよい。途中で大きな崩壊地がありゾクッとした。

▲西おたふく山から住吉道へ行く途中の崩壊地

やや急な道を下り、川沿いの住吉道をよたよたと歩く。ほどなくして、御影の石切道登山口から舗装路に出る。すると、なにやら煙突からごうごうと黄色がかった煙がただ事ではない勢いで立ち昇っている。これはなんだと思っていると、火葬場からの煙だった。あんなに煙が出るものなのか。ちょっとショックを受けながら市街地を通って、阪急御影駅に16時着。

最後まで重荷を担いで歩き切れて良かった。これでまた1週間筋肉痛かな。