姫路の岩場(2022-02-12)
2月三連休、遠出せずに家族とのんびり過ごす。中日の土曜日、あまりにも天気がいいので、近所の岩場に出かけることにする。RK(娘、8歳)に、海辺の岩場へ一緒に行ってくれるか尋ねると「釣竿を持ってってくれるならいいよ!」とのことで、振り出し竿を1本とルアーを持って出かける。
何度かキャスティングしてすぐに飽きた様子のRKを横目に、クライミング開始。
- コケコケ 5.10a RP(再)
まともにフリークライミングするのは昨年11月以来だ。著しい成長を遂げたお腹の肉が邪魔で緊張しつつも、なんとか登れて一安心。 - コケコケ 5.10a TR
回収便。 - つばめ返し 5.10b/c OS
コケコケの右隣りにあるルート、そういえば登ったことがなかったなと思い、取り付いてみる。意外にも、とても楽しいルートだった。探せばどこかにガバポケット。
天気は快晴。Tシャツ一枚で過ごせる程の暖かさ。風もなくて心地良い。例によって滞在時間は2時間程と短かったけれど、凪いだ海辺で過ごすと気分が晴ればれとした。
クライミングには、グレード更新に挑戦したり、より冒険的なエリアに挑戦したりという楽しみ方がある。けれど、そのような楽しみを享受するには、ある程度まとまった時間や精神的余裕が必要となる。今の僕にはあまり余裕がないので、挑戦的なことはできていない。それでも、通い慣れた岩場に足を運び、数時間滞在して岩を登るだけで、こんなにも気持ちが軽く豊かになる。クライミングという文化が、僕の人生を彩りあるものにしてくれている。