鷹ノ巣崖(2022-02-05)

最終更新日

12連勤をどうにか切り抜けて久々に休日。さすがに疲れが溜まっていて、遠出する気力がないけれど、少しは山に行って気持ちを切り替えたい。そういえばあの岩場はどうなっているだろうかと、開拓を目論んでいる場所へ向かう。駐車場からハイキング道15分+藪こぎ15分で岩場の基部に到着。ここに来るのは1年半振りだ。

まず、先人が残したボルトルートにロープソロで取り付く。あれ、途中のハンガーがない。このルートはM10ボルト(ステンレス鋼製オールアンカー)のみが残置されていて、ハンガーは取り外されていた。1年半前来たときに、手持ちのハンガーをセットしたけれど足りなかったので、「次回来るときにハンガーを持ってこよう」と思ったのだった。完全に忘れていた。ちょうど核心部なので、クリップせずにランナウトするのは怖い。一旦トップアウトすべく、向かって左の、けっこう悪い急な草付きから這い上がる。終了点にクリップして一安心。

▲フェイスルートの上部

ロープをフィックスして懸垂下降で取付きに戻り、トップロープ状態でロープソロして、核心の薄被り部分のムーブを試してみる。なかなか楽しい。5.9くらいか。ホールドに苔や砂が乗っているので、もう少し掃除しておきたい。

その後、ルーフクラックの下に移動し、1年半前に運んできたデッキブラシで取付周辺を少し掃除する。ルーフ部分は、下からでは掃除のしようがないし、さほど苔などもなさそうなので、トライしながら状態が良くなるのを期待するしかあるまい。ルーフ部のサイズはキャメロット4番から5番程に見える。どのようなムーブで登れるのか想像もつかない。長い目標になりそう。

▲ルーフクラックを見上げる