最終更新日

会社の夏休みを使って、ボルダリング上級者のenさんと小川山へ行ってきました。4日間雨に降られず、涼しく快適な小川山でのクライミングを満喫できました。

メンバー

enさん、崎間

行程

  • 2023-07-16(日)
    06:00 加古川市
    16:15 廻り目平
    16:30 扇岩
    17:30 玄関岩
    19:00 廻り目平
  • 2023-07-17(月)
    06:00 起床
    07:45 ソラマメスラブ下部
    09:30 屋根岩2峰
    13:30 親指岩
    15:30 廻り目平
  • 2023-07-18(火)
    07:00 起床
    09:30 姉岩・マラ岩
    15:30 八幡沢左岸スラブ
    17:30 廻り目平
  • 2023-07-19(水)
    07:00 起床
    09:45 ヴィクター
    14:15 キューブ
    15:00 廻り目平
    22:00 加古川市

詳細

1日目(2023-07-16)

中央道の工事渋滞で時間を要し、想定の1.5倍くらい時間がかかった。高速を降りて野辺山に入ると涼しい風。15時半に川上村のナナーズまで到着し、買出しを済ませて廻り目平へ。

すでに夕方なので、近くのボルダーへ行こうと、enさんの案内で石楠花遊歩道周辺へ向かう。5級でも難しい。でも楽しい。迫りくるアブを成敗しながらトライを繰返す。日が暮れて来たのでキャンプ場に戻ってテントを設営。ナナーズで買った日本酒「千曲錦」がなかなか美味しい。

▲扇岩

2日目(2023-07-17)

少し早めに6時起床。屋根岩方面へ。

ソラマメスラブ下部

途中のソラマメスラブでアップし花崗岩のリードに体を馴らす。

  • 三食すみれ 5.10a RP(再)
    思ったよりスラブの立ち込みが怖かった。
  • 甘食 5.10b RP(再)
    こちらの方が登りやすい。

屋根岩2峰

続いて、ソラマメスラブ上部を右にトラバースして、屋根岩2峰へ。

  • セレクション1P目 5.8 RP(再)
    いつも人気のセレクションが少し空いたので、1ピッチ目でジャミング練習。
  • ジェットストリーム1P目 5.10b A0
    長年気なりつつも行く機会のなかった四つ星ルートにトライ。
  • ジェットストリーム2P目 5.10b OS
    お守りで持っていたトーテムカム(C0.4相当)が役だった。

ジェットストリーム終了点から蜘蛛の糸取付きの支点まで60mシングルでジャストの距離。さらに地上まで1ピッチ。計2ピッチの懸垂下降で地上に降り立つ。

▲ジェットストリームの出だし

親指岩

3連休の最終日なので、午後からはずいぶんと人が少なくなり、満車だった駐車場の車が半分以下に減っている。岩場の人もまばらなので、小川山レイバックも空いているだろうと期待して親指岩へと向かう。期待通り誰もいなかった。聖堂のような自然の造形美。

  • 小川山レイバック 5.9 RP(再)
    以前はもっと楽に登れた記憶があるのだけど、下部のジャミングの決まりが悪く、難しく感じた。下手になっただけかな。

クレイジージャムを見学して、焚き木を集めながら下山。ほとんどのテントが撤収され、車も減り、キャンプ場は閑散としていた。汚い大岩の裏の広く平らな場所に移動。金峰山荘のお風呂で汗を流し、東屋のベンチで缶ビールを開けて乾杯。

▲安らぎの焚き火

3日目(2023-07-18)

姉岩・マラ岩

7時起床。今日から平日なので人が少ない。いつも人気の妹岩へと向かったら貸し切り状態。平日クライミングは最高だ。

  • カサブランカ 5.10b RP(再)
    久々なので緊張。フットジャムにしっかり立てれば安定。
  • 龍の子太郎 5.9 RP(再)
    フレークの所で落ちるかと思った。
  • ホリデー 5.10a A0
    下部のワンムーブ手前でオフセットマスターカム青/黄をなんとなく決めて乗越し、唯一のボルトにクリップ。そこから上、大フレークに入るまでが超怖い。散々行きつ戻りつした挙げ句にボルトを踏んでしまった。
  • ジャックと豆の木 5.10c TO
    何度もテンション。しかしながらA0はせず、ムーブで登れた(今回が初かも)。もう少し持久力をアップさせたい。

ホリデーとジャク豆の間に、enさんはマラ岩下のボルダーに行き、数回のトライで1級のラインを完登していた。すごい。

▲カサブランカ
▲ジャックと豆の木

八幡沢左岸スラブ

  • ジャーマンスープレックス 5.10c TO
    名クラシックのスラブにトライ。しかし立ち込もうとした足がことごとく、靴のゴムがヌルヌルとめくれて滑りまくった。

17時半に過ぎにテン場に戻る。焚き木を集めてからお風呂。今日も焚火。

▲テン場でまったり

4日目(2023-07-19)

早いものでもう最終日。今日も晴れて清々しい。テントを撤収して、enさんのストレッチング講習を受け、いつも人気のヴィクターでボルダリング。コンケーブ 3級と三日月ハング 1級などを触る。ボルダリング上級者のenさんにマンツーマンで指導いただき貸切状態のヴィクターで思う存分トライを重ねる贅沢。残念ながら力及ばずでどちらも道半ばでしたが、ボルダリングの経験値が一気にアップした気がする。

▲ヴィクターの三日月ハング

帰りに関西圏に入ると大雨。22時に加古川着。

感想

約2年振りの小川山は相変わらず居心地がよかった。今回の滞在日程の大半が平日だったので、混雑なくのびのび過ごせた。毎晩焚火を囲んでクライミングや人生観について話し、毎朝清々しい青空の下でストレッチ。至福の日々でした。enさんどうもありがとうございました。

備忘録

  • 廻り目平キャンプ場は1泊900円/人。2人で3泊4日で5,400円だった。安い。
  • 落ちる場所や落ち方を想定してマットを敷く。
  • モバイルバッテリーを3つ持っていったが1つで十分だった。