あきたいぬ

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2023年8月6日から秋田犬(あきたいぬ)のメスのムース(という名前)が家族に加わりました。8月末で生後3.5ヶ月です。家に来てまだ3週間ほどですが、当初9.4kgだった体重が11.9kgへと2.5kgも増えています。この短期間で3割弱の体重増加とは、大型犬の子犬の成長速度は恐るべし。見た目にも大きくなり、骨格ががっしりしてきました。賢さも徐々に上がっているように思います(贔屓目)。

▲虎毛の秋田犬

僕たち夫婦ともども、犬を飼うことにある種の憧れがあったものの、猫とは違ってトレーニングが大変そうですし、日々付き合っていくには時間も体力も要りそうで手をこまねいていました。だからと言って、老後の楽しみにしてしまうと本当に飼いたいと思う犬種(大型犬)が飼えない可能性がでてきます。

一度きりの人生なのだから、やりたいことをやろうと、本格的に犬探しをはじめたらトントン拍子に話しが進み、8月6日に遥々秋田県から飛行機に乗って子犬がやってきました。

▲伊丹空港の貨物受付に初めて行きました

それからお盆休みを挟んで3週間、なかなかに大変でした。人間の子どもを育てるのに近いものがあります。毎朝5時過ぎに起きて遊ばせてトイレ掃除してご飯食べさせてトイレ掃除してトイレトレーニングして洗濯して洗濯して粗相の処理をして猫を追いかけるのを止めて床や庭に落ちている物を食べるのを止めて…。などなど。

ペットサークルから外に出すとリビングやキッチンをずっと歩き回り、ときには走り回って安らげなかったのが、2週間を過ぎた頃からはそこらで横になってうたたねもするようになりました。

▲リビングでくつろげるようになったムース

オスワリの指示も比較的通じるようになってきたし、信頼関係が徐々にできてきたのかなと思います。特に、会社から帰ってきたら狂喜乱舞して体当たりをかましながら喜んでくれる様は、自分が自分であるだけで認められる気持ちになります。

ムースはまだ子犬なので本格的な散歩はできず、生活スタイルの確立はこれからです。今のところ、僕が毎朝起きる時間は以前より1.5時間くらい早くなりました。おかげで毎日22時過ぎには布団に入るという朝方生活です。

秋田犬は寒さに強くて頑丈らしいので、この冬は、ムースと一緒に雪山へ登ることを夢見ています。

▲階段を登れないムースを高みの見物するしおまる(猫)