名張 屏風岩(2023-11-03)
あまり眠れず2時半に目が覚めた。しばらく横になって4時起床。エブリイに乗って名張へと向かう。六甲駅周辺でAlmさんとA川さんと合流し、名張へと向かう。3連休の初日だったからか、西名阪道が朝から渋滞していた。屏風岩に9時半着。
登ったルート
1. ブロック崩し 5.10a 一時撤退
手始めにCrack Babyでアップしたかったけれど順番待ちだったので、最奥部にあるフェイス的ルートであるこのルートに取り付いた。しかし、細いクラックに決めたカムを頼りに微妙なムーブを起こす勇気がなく、体が暖まってからにしようと(あくまでも)一時的な撤退を決めた。
2. Crack Baby 5.7 RP(再)
そうこうしているうちにCrack Babyが空いたので取り付く。下部はハンドが決まって快適この上ない。上部のダブルクラック部分は、個人的にはやや登りにくい。
3. 竜田川 5.10d TO
前回、中間部までは登れたので、今回は最後まで登ってみようと取り付く。下部のやや広いフィストで早速手こずりながらもテラスまではノーテン。ここから上は未知だ。C0.4サイズのフィンガーをレイバック気味に上がっていると足が抜けてフォール。残念。ここから上は日当たりが良くて暑いしロープは重いしで、カムにセルフビレイを取って休み休み、ヘトヘトになって上まで抜ける。
4. Pumpkins 5.10b OS
最近初登されたというルート。ライン取りを間違えてしまったかもしれない。終了点直下のスクイーズチムニーが楽しかった。
5. ブロック崩し 5.10a FL
今朝撤退したブロック崩しに再挑戦。TCUの青(C0.3相当)を出だしのスロットに決め、その上にオフセットマスターカム黄/青も決め、微妙な立ち込を思い切ってこなす。そこから上はまあまあ快適で、無事に終了点まで到着。登れれば楽しい。
感想
今回頑張ったのは竜田川のトライだ。あわよくば上部も一撃をと目論んでいたものの、テラスからすぐのフィンガー部分でフォールしてしまった。その後は、とにかく上まで抜けたい、クライミングスタイルだとか完登だとかはどうだっていいや、という気持ちだった。僕は、重いロープを引きずりながら、ただただ上を目指すのみの生物であった。無心になれること、それがクライミングの醍醐味だ。