命のかがやき

最終更新日

3月初旬の日曜日、蝙蝠谷関係の清掃活動に参加した。現地に向かうため車を運転している最中、昨年8月に、同じく蝙蝠谷関係の清掃活動に向かう車の中で聞いたラジオ放送を思い出した。それは「熱中症で81歳のお爺さんが畑で倒れて亡くなった」という報道だった。日課の畑仕事へ行き、帰って来ないのをご家族が心配して見に行ったところ、畑で倒れているのが見つかったそうだ。

また、昨年7月末には、パキスタンのK2で未踏ルートから登頂を目指していたアルパインクライマー2名が、還らぬ人となられた。僕などがどう頑張っても到底辿り着けない領域で活躍される、世界屈指の偉大な方々だった。

僕は、この2つのニュースに、命のかがやきの様なものを感じた。帰りを待つご家族に見守られつつ、自分で選んだ目標へ進まれていたように感じた。方や、日課の畑仕事、方や、世界トップレベルのアスリートが挑んだ前人未到の壁。

どちらも、ご本人たちに取ってのかけがえの無いものであったに違いない。生まれてきた以上、誰もがいずれは死に至る。どのような道を経てそこに至るか、ふと考えさせられた2つの報道だった。