ボルダリングジム通い再開

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1年以上ボルダリングジムに通っていなかった。その間は、1人で行ける簡単な沢登りやハイキング、クライミングルート開拓くらいしかしていなかったので、クライミング能力が低下していても、そんなに不自由していなかった。

ただ、久々のアルパインクライミングでちょっと難しい場所を登ろうとすると、お腹の肉が邪魔で思うように動けなかったり、力でねじ伏せるムーブで突破できなかったりと、ある種の情けなさを感じた。

僕はもう、とうに40歳を過ぎ、人生の後半に突入している。クライミングの力を伸ばすには、早いに越したことはない。あと少しだけ強くなってみたい。ということで、4月末から、以前も通っていた火の玉Wallに、改めて年間パス会員となって通い始めた。

このジムは、半年パス会員以上になれば24時間好きなときに登れるようになる大変ユニークなシステムがある。オーナーさんは多くの岩を登り、多数の初登をされている方なので、ジムの課題はもちろん面白い。

再開し始めは、最も簡単な課題(ピンク)を登るだけでもしんどかった。次に簡単な課題(ミドリ)が登れないこともあった。手の平はすぐにヒリヒリと痛くなるし、クライミングシューズも履き慣れないので足が痛かった。

▲まだ履き慣れていないクライミングシューズ

2週間ほど通うと、多少は慣れて、ちょっとは筋力も戻ってきた。課題は、簡単な方から、ピンク、ミドリ、キイロ、オレンジ、まで登れるようになってきた。オレンジが5級くらいだろうか。あと2色(茶、紺)をトライできるようになれば、さらに楽しいだろうし、岩場で登る力も養えそうだ。

ゴールホールドを取った後、飛び降りて着地すると腰や首を痛めてしまうので、毎回慎重にクライムダウンしているのだけれど、これがけっこう疲れる。もしかしたら登るよりも筋トレになっているかも。

今は、故障しないことを優先して登り、必要な筋肉を付けて、余計な脂肪を削ぎ落とすことに注力しよう。この秋には、岩場で5.12台を登れることを夢みて。

▲しおまる君も夢をみているのかな