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2011-12-28(水)。15:30-16:30。今年の年末は山に入らず、岩場に寄りながら、東京から実家の広島に帰省することにした。

28日は有給を取って会社を休み、朝のうちに帰省準備をして、伊豆の城ヶ崎へ向かった。城ヶ崎は広いエリアなのでどこに行くか迷ったが、代表エリアらしいシーサイドロックを見てみることにする。今回は簡単なルートを1本でも登って、城ヶ崎の雰囲気を知ることを目標にした。

伊豆高原駅の駐車場に車を停め、アプローチの道に迷いながら、岩場へ懸垂下降するポイントに着いたのが15:00。ハーネスを着け、遊歩道から少し下ったところにある残置支点で懸垂下降。天気は曇り。荒々しい波の押し寄せる城ヶ崎の岩場へ足を踏み入れた。下降してすぐの大磯ロックで登ってみる。

1. 名探偵登場[5.8] ×。1ピン目で早速テンションしてしまった。完全に雰囲気に呑まれた。
2. 名探偵登場[5.8] RP。ガバの位置が分かったので思い切って動け、なんとかRPできた。

帰りは懸垂下降した所を登り返さないといけないので、日が暮れる前に戻ることにする。リード&フォローで登り返すが、荷物があるので結構緊張する。間隔の近いボルトが打ってあるので、ありがたく使わせて頂き、A0で登った。遊歩道に辿り着くと日が暮れており、辺りは暗かった。岩場にはあと3パーティーくらいは残っていたが、彼らは闇の中登り返すのだろうか。すごい。

今日のクライミングの成果はさっぱり無しだけど、城ヶ崎の雰囲気が掴めたことは収穫だ。

次の目的地は11ヶ月ぶりの備中の岩場だ。岡山県に向け、650kmの道のりへと車を走らせる。