大峰 前鬼川本谷 (2017-06-18)

最終更新日

メンバー:M原(L)、N嶋、K林、M村、崎間(記)

概要

  • 2018-06-17(金)
    前鬼川林道車止めに集合。少し宴会した後にテント・車中泊。(M村号:19:30住道 → 22:00着、崎間号:21:00高砂 → 25:00着)
  • 2018-06-18(土) [曇り]
    06:30 林道車止め → 07:00 前鬼川出合 → 10m滝 → 09:30/10:00 垢離取場(こりとりば) → 10:20 三重滝(みかさねのたき) → 10:50 前鬼川と合流 → 12:30 林道車止め → 14:00 杉の湯(解散)

詳細

6/17(土)、仕事の都合で僕だけ遅れてかけつける。真っ暗な前鬼川林道をグネグネと走るがなかなか着かない。本当にこの道で合っているのか不安になった頃、車止めの手前に会の仲間の6テンを発見し、ほっと一安心。深夜1時だがなんとまだ宴会が続いていた。少し宴会に混ぜてもらい就寝。

6/18(日)、6時起床。朝食後、装備を身に付けて6時半発。リーダーのM原くん先導のもと、林道を降りて川に入る。5分程下流に進むと前鬼川に合流し、ここから遡行開始。今日は曇りで肌寒い。太ももまで水に浸かるとひやっとする。10m滝の釜は大きく水は爽やかな青色、いわゆる「前鬼ブルー」でとてもきれい。沢によって緑のようだったり青のようだったり様々だが、前鬼川はとても青い。川床が白い砂なのが関係しているのだとか。

10m滝は左岸から巻く。念のためM原くんがロープを出してフィックス。中3人はアッセンダー or フリクションノットで登り、最後の1人がフォロー回収。10m滝を抜けると見どころの幅広ナメ床。空が大きく開放感があり明るい。もう少し暑ければいくらでも泳げそうだ。左岸に三重滝があるあたりは水流沿いに登るのがやや難しく、M原くんが右岸を巻いてロープをフィックスしてくれた。が、単独の方が左岸を巻いているのが見えた。帰りはそちらを巻くことにする。

箱状のゴルジュ的部分があり、ここで奇跡的に陽の光が射してとてもきれいだった。あえてあの中を進んで行く遡行者もいるのだとか。本流沿いに進むとゴロゴロした大岩が目立つようになり、9時半に垢離取場に到着して大休止。石投げやケルン積みで遊ぶ。

下山は一般道で三重滝まで行き、そこから河原へ。懸垂下降はせず、引き返して沢が見える位置から歩いて水流まで下る。これまで苦い経験を積んだM原くんならではのナイス判断。幅広のナメ床に小ぶりなウォータースライダーがあり、せっかくなのでN嶋さん意外の皆で滑ってみる。案の定水は冷たく全身が濡れると寒い。もと来た沢を辿って駐車スペースに戻ると12:30。お疲れ様でした。

感想

今回、2010年以来、実に約7年振りの沢登りだった。いつか使おうと思って用意していたモンベルの沢足袋をようやく使うことができた。沢登りはルート取りによっていかようにも難易度が変化するし、フリクションの悪い岩をスピーディーに歩く必要があり、クライミングの基礎に通じるものがある。