壁を越えるには簡単な所から

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6月後半は週末の天気が悪く、岩場に行けないので、週2回のペースでクライミングジムに通った。ジムが苦手な僕としては、週2回というのはかなりの高頻度だ。

最近はジムが増えてきて、会社帰りや出張帰りに手軽に寄れて便利だ。なかでも、加古川市にある「火の玉Wall」は広さ、壁の形状、ホールドの贅沢さ、課題の質、価格設定、どれもが素晴らしくて1番好きなジムだ。上手いクライマーが多いので、見ているだけでも勉強になる。と同時に、自分の弱さにガッカリもする。

先日は、たまたま登りやすい課題だっただけの気がするけれど、初めて1〜2級というグレードが登れた(そろばんと同じで、1級までは数字が若いほど難易度が高く、以降は初段、2段、…となる)。今までは、なんとか3〜4級、極稀に2〜3級といったレベルだったので、かなりの達成感だった。壁を1つ、乗り越えられた気がする。

何かを乗り越えるときは、1番簡単な所から突破すればいい。そうすれば、その壁は「乗り越えられる」対象になるので、次からはこれまでよりも容易に乗り越えれる、気がする。

写真中央やや右のオレンジテープ(赤ホールド)が本文中のルート