御在所岳 (2019-11-16〜17)

最終更新日

山仲間と家族と、藤内小屋泊りでまったりとクライミング。いささか寒すぎたけれど、紅葉の花崗岩を楽しめた2日間だった。

メンバー

T尾さん、M村さん、kinaco、R花、崎間

行程

  • 2019-11-16(土)
    07:40 高砂市発
    11:30 スカイライン駐車場
    12:15 藤内小屋
    13:00/15:30 砦岩
    18:00 夕食
    21:00 就寝
  • 2019-11-17(日)
    06:30 起床
    07:00 朝食
    08:00 出発
    08:50/12:10 モンキーバック
    12:50/13:40 藤内小屋
    14:10 スカイライン駐車場
    18:30 高砂市

詳細

1日目 (2019-11-16:砦岩)

現地集合だし子連れなのでゆっくり目に出発。スカイライン駐車場に11時過ぎに到着したものの、空いてる駐車スペースがなくて右往左往。2周目で、下山した登山者の車が出ていき、裏道登山口至近に運良く駐車。

R花(6歳児)はしっかりと歩いてくれて、1時間足らずで、本日の宿の藤内小屋に到着する。

裏道登山道から藤内小屋を目指す

一旦小屋に入り、不要な荷物をデポし、砦岩へ向かう。けっこうな標高差を登って砦岩に到着すると、先行のT尾さんとM村さんが登っている。日が当たらず寒く、岩も冷たい。合流して、少し僕も登らせてもらう。

1. 砦クラック 5.10a TR
肋骨を痛めて初のクライミングなので、トップロープで登る。クラックだけどムーブはフェイス的。登りにくく感じた。肋骨の痛みはほどほどで、それなにり登れたことが収穫。

砦クラック 5.10a

2. 上昇気流に乗って 5.10c TO
リードでトライしてみる。下部はカチをつなぐパズルのようで楽しかった。途中から、寒すぎて手指も足指も感覚が無くなり、最後のスラブは乗り込めずフォール。回収して終了。

小屋に戻ると、8歳の女の子がたまたま宿泊しており、R花は一緒に遊んでいた。16時からダラダラとビールを飲みつつ宴会。山小屋で山の話をする時間は素敵だ。美味しい夕食もいただき、21時就寝。

2日目 (2019-11-17:モンキーバック)

6時半に起床。朝焼けを見た。美味しい朝食を頂いて出発。いたれりつくせりだ。kinacoとR花は御在所岳へ登山、残り3名はクラッククライミング目当てに中尾根のモンキーバックへと向かう。

中央の猿の様に見える岩の後頭部がモンキーバック

岩場に到着したはいいけれど、寒すぎて登攀意欲が激減。T尾さんのトライをビレイ。まるでアイスクライミングのビレイ中のように震えてしまう。オンサイトトライを放棄して(我ながら情けない)トップロープで触らせてもらう。

計3回、モンキーバック 5.10dをトップローピング。1便目は、下部でもたつき、核心はもちろん抜けられず、ジャミングもいまいち決まらず、トップロープのテンションに助けられながらの散々の登り。2便目は、フィストハンドでなんとかなりそうな感触を得る。3便目、2回テンションかけてしまったけれど、なんとかエイドなしでムーブが繋がったので、次回への可能性を感じる。絶望的に思えたルーフも、なんとなく解決の糸口が掴めると面白い。もう少し暖かい時期にリードトライしよう。

モンキーバック 5.10dをトップローピング

気付けば約束の12時になっていたので撤収。藤内小屋で、無事にピークハントを達成したkinacoとR花と合流。藤内小屋を後にする。R花はしっかりした足取りで登山口まで下山し、なかなかに頼もしい。楽しい2日間を過ごさせて頂いた。

藤内小屋の方々、僕ら家族にペースを合わせてくれたT尾さんとM村さんに感謝。