鷹ノ巣崖(2019-11-23)

最終更新日

1人で鷹ノ巣岩の開拓へ行った。開拓装備一式詰め込んだザックはむちゃくちゃ重く感じた。春に草刈りしたアプローチ道は盛大に草木が生い茂っており、再び藪漕ぎ。僕くらいしか通っていない道なので仕方がないか。

まず、向かって左側の草付きルンゼを怖い思いをしながら這い上がる。岩頭の大木にロープをラビットノットでフィックス。いったん懸垂下降し、下においていた開拓装備一式を身に付け、フィックスロープをユマーリングし再び岩頭へ。

途中、ハンガーが外されたボルトにアンカーをセットしながら登る。ステンレス製のM10オールアンカーで、腐食もなく、深さもベストなので、実用に耐え得ると思う。上部に到着し、終了点を設置。

続いて、中央の右上クラックに終了点を設置するため、もう1本持って来ていたロープをフィックスして、トラバース+懸垂下降でアクセスする。終了点からラインをみると、なかなか登りにくそうだし、傾斜も強い。クラック向かって右の壁に終了点を設置。これで、一応の格好は着いた。このラインは、中間部でかなりランナウトするので、実際に登ってみて、様子を伺いたい。トップロープでの試登が無難か。

岩頭へユマーリングして、1本のロープを回収し、もう1本のロープで懸垂下降して地上に降りる。ザックの所に戻ると疲れ果ててしまった。水を飲み、おにぎり4個を完食。ヤブに阻まれながら下山。