大峰シェイクスピア (2019-01-27)

最終更新日

▲リア王をリードするI岡さん

6:00 大阪(集合) → 8:15 山葵谷ゲート前 → 10:20/15:50 シェイクスピア氷柱群 → 17:10 山葵谷ゲート前 → 19:30 大阪(解散)

今年も大峰でアイスクライミングすることができた。川上村役場周辺の通行止めで出鼻をくじかれたものの、10:20にシェイクスピア氷柱群に到着。マクベスとリア王は登れる状態だ。ハムレットは下までつながっておらず残念ながら登れない。先着の外国人2人パーティーはマクベスに取り付くようだ。我々はリア王に狙いを定める。

僕のリードでスタートするも、出だしの垂直パートで2本スクリューを打った時点で疲れてアックステンションしてしまう。情けない。いったんスラブに出て怖いトラバースをこなすと、まだまだ垂直部分が続く。こんなに悪かったっけ。軽い絶望感。しかしリードを買って出た以上はトップアウトしない訳にはいかない。ほとんどフィフィ頼りのエイドクライミングだけど、アックスに体重かけるのも怖いし氷が硬くて打ち込むのも大変に疲れる。10本のスクリューを使い果たして落口に抜け、どうにか灌木に到着。ほっとする。墜落しないよう安全を確保できたので、少しは成長したかな。ロアーダウンで降りると1時間が経過していた。長時間のビレイありがとうございました。

▲リア王の出だしの氷柱を登る僕

次はI岡さんがスクリューセットされた状態でリードする。5.12を登るI岡さんはアイスクライミングへの適応力も素晴らしく、テンションなしでトップアウト。フリークライミングはやはり全てのクライミングの基礎だなと改めて思う。

トップロープ含めて1人2回ずつリア王を登り、夕暮れも迫ってきたので下山とする。本日は氷瀑鑑賞を目的に訪れた登山者は多くいたものの、クライマーは我々の他には外国人2人のみで、彼らも13時には撤収し、ほぼ貸切り状態だった。氷のボリュームが少ないことで垂直パートが長く、氷も硬くて、難しかったけれどとても登り甲斐のあるコンディションだったと思う。