矢掛で「ビンゴ 1級」を登る (2020-02-24)

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2月22〜24日の3連休は、娘が通う幼稚園の音楽イベントに参加した後に広島に帰省し、あっという間に過ぎ去った。2月24日、広島から兵庫に帰る途中、岡山県の矢掛で2.5時間ほど岩場で登る時間を確保できた。

アプローチがほぼゼロの鉄塔エリアへ向うと、狙いの「ビンゴ 1級」には何名かトライ中。その中に、顔なじみのTさんがおられた。単身で来られたとのことで、混ぜて登らせて頂いた。ビンゴは初めて矢掛に来たとき(2020年1月)に何度かトライしたものの、1手目も取れず意味不明で敗退していた。今日は強いクライマーが3人、入れ替わり立ち替わりトライされていたので、登り方がとても参考になった。

最初は離陸すらできなかったものの、5回くらいやっていたら、遠い縦カチが取れるようになってきた。さらにガバカチへ、と思ったら足が抜けたり、手がヌメって外れたりでなかなか苦戦。

▲右の岩のフェイスを写真中央下から右上に登るのが「ビンゴ 1級」

娘と遊んで気分転換し、ついでにストレッチングして身体を伸ばした。直射日光で気温がかなり高く、靴下を履いた状態でクライミングシューズを履くと靴の中で滑ってしまうので、靴下を脱いで、インスティンクトVSを丁寧に履いた。

左手でカンテを持ち、左足スメアで離陸。何度もトライするうちに、ここなら踏める、というスメアポイントが分かってきた。縦カチ、トウフック、アンダーホールド、ガバカチ、スメア、ハイステップと順調に繋がり、無我夢中で最後のスラブをトップアウト。いきなり登れてしまった。人生2本目となる1級課題を完登できて感無量。

お隣の「ライトビンゴ 1級」にも触ってみるものの、どうにも難解で解決できず、宿題となった。16時半に岩場を後にし、明日から仕事かあ、と思いながら車を運転し、帰途についた。