高御位山(2021-12-25)
少し登山から遠ざかり過ぎたけれど、年末の休みのうちに1回くらいは雪山に登りたい。そのための準備として、山歩きの勘を取り戻すべく、地元の高御位山(たかみくらやま)に登った。
メンバー
崎間(単独)
行程
- 2021-12-25(土)晴
09:20 北山鹿嶋神社
10:10 高御位山
10:50 仙人岩
11:30 桶居山
12:15 深志野登山口
12:35 山神社
詳細
2ヶ月以上山に入っていなかったので、歩荷トレをするでも、冬靴の慣らしをするでもなく、身軽で歩きやすい恰好で、ただ山を歩くために高御位山に赴く。習い事に出かける妻子の車に便乗し、北山鹿島神社の登山口で降ろしてもらい、登山開始。
荷物は5kg足らずなのでとても身軽。歩荷トレで訪れてばかりなので辛い思い出が多い播磨アルプスだけれど、荷物が軽いと楽しい。そう、やはり登山は楽しいことなのだ。頭の中が空っぽになる、とまではいかないものの、日常と離れて山道をただ歩くことの気持ちよさに身を委ねる。
北山鹿嶋神社からぐぐっと標高を上げ、今度はぐっと下がり、さらにぐぐっと岩の斜面を登ると、そこは高御位山の山頂。今から100年前、1921 年の10月、この山頂から、若者が自作グライダーで飛び立ったという。当時の勇気を称えるかのように、飛翔の碑が設置されている。
標高300m前後の播磨アルプスは、展望が良いこととアップダウンが多いことで、その標高から想像する以上に登りごたえがある。今日も多くの人々が山を歩いて、それぞれの人生を謳歌している様が見受けられる。僕も自分の人生を楽しめばいいのだ、と根拠のない自信をもらえた気がする。
3時間ほどかけてぼちぼちと、山神社や御着の岩場がある深志野(ふかしの)まで縦走して下山。習い事を終えた妻の車でピックアップしてもらい、本日の山行を終える。明日の筋肉痛が怖い。