鷹ノ巣山の岩場(2022-11-26)

最終更新日

先週に引き続いて岩場開拓。アプローチの手入れをしながら1時間で岩場着。2週連続で歩いたので少しは踏み跡らしくなってきたか。開拓装備一式を担いできたので荷物が重い。まるで歩荷トレだ。鈍った体を鍛え直すには丁度いいか。

▲アプローチ開始(最初は散策路なので快適)

岩場について一休み。汗が引くのを待ってから、ボルトルートをロープソロして岩頭を目指す。立派な立ち木を支点に懸垂下降して目当ての右上クラックにアクセス、したものの、懸垂下降したロープが引けない。ちょっと横着しすぎたか。上に支点を取ったままでは地上までロープが届かないので、しぶしぶと登り返す。

▲フェイスのボルトルート
▲ボルトルートをロープソロ
▲目当ての右上クラック上部から

懸垂下降の登り返しは宿命的にしんどい。シングルロープならベーシックとグリグリが使えるのだけど、懸垂下降からの登り返しはダブルロープ状態なので、プルージックコードとビレイ器を使っての登り返しとなり、摩擦が多くて疲れる。ビレイ器をセカンドモードにするとセルフロックされて楽できることに途中で気づく。

▲ダブルロープの登り返しでビレイ器をセカンドモードにセット

やっとのことでロープフィックスして、上部クラックの様子を探る。下から見ると垂直くらいかなと思いきや、やや被っていて(95°くらい?)、カムを決めてはいるものの下がれば下がる程壁から離れてしまう。足で触れた岩は、所々砂と化してボロボロと落ちてしまう。ぶら下がり続ける力がなくなったので、一旦地上に降りて休憩。

▲右上クラック上部
▲カムはよく効く

水を飲んでおにぎりを食べると気力が回復し、ユマーリングして上部に再度アクセスする。しかしもう体力が尽きかけていて、数m上がっては休憩といった体で、時間はかかるし装備は重いし、傾斜のせいでルートになかなか戻れないし、1時間ぐらい格闘した末に限界を感じてギブアップ。

地上に降りて本日は終了。浮石は結構落とせたし、アプローチもだいぶいい感じになってきたので、まあよかった。

握力が弱って、帰りのバイクでクラッチを切るのが大変だった。

▲ロープと壁の離れ具合に悩まされました。また来週かな