庭の刈り込み

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先週は、もう梅雨が明けてしまったのかなと思うくらい毎日暑かった(まだ明けてないですよね)。そんな週末、庭の芝を刈り込んだ。ささやかな広さの庭ながら、ムース(秋田犬虎毛女子、1歳)がストレス発散に駆け回る重要な役割を負っている。

夏になると、この家に越してきた3年前に植えた野芝と、どこからか紛れてきた様々な草が一気呵成に伸びる。放っておくと藪みたいになってしまうので、秩序を保つためには人間が労力をかけなければならない。梅雨の晴れ間に、意を決して労働をこなした。

どういうわけかムースは芝刈り機のことをすごく警戒しているので、僕が庭で作業しているとワンワンと窓越しに吠えてくる。そのうえ、カーテンの隙間に鼻先を突っ込んで監視してくるので、けっこうなプレッシャーを感じながらの作業となった。

芝刈り機を何往復かしてよく分からない草もろとも短く刈り、芝刈り機が届かない端の方は手でむしり取る。植木から落ちてきた枯葉も丁寧に拾う。汗が伝わり落ちてくる。つらい作業ではあるが、1手ずつ着実に、庭のエントロピーが低減してく。

かくして、藪のようだった庭はすっきりした芝生の庭になった。ムースもごろんと横になって、夏の芝生を楽しんでいる。しおまる(雄猫、4歳)はそんなムースを眺めている。頑張った甲斐があった。

▲くつろぐムース
▲くつろぐムースを観察するしおまる