鷹ノ崖(2018-08-26)

最終更新日

メンバー:Tさん、崎間(記)

概要

姫路周辺にある某岩場に、目星を付けていたクラックを登りに行った。目当てのクラックは出だしのフェイスが脆くて取り付けなかったものの、別の場所にルーフクラックを発見し途中まで登ることができた。

  • 2018-08-26(日) [晴れ]
    7:00 駐車場
    7:30/11:15 岩場(草刈り、クライミング)
    11:45 駐車場

詳細

某神社の大駐車場に集合。7:00だというのに既に暑い。急登のアプローチで汗が吹き出る。途中からの藪漕ぎがまたつらい。岩場についても暑さでしばらく放心状態。

一息ついて、目当ての右上クラックへ取り付く。ちょっと登ればしっかりしたクラックにカムが決まりそうなのだが、そのちょっとが果てしなく遠く感じる。むろん、ボルトなどはない。この岩場は硬い部分の表面に脆い部分がコーテイングされているような状態で、ホールドと思わしき突起を持つと剥がれることもしばしばだ。左奥の洞窟状部分から周り込み、洞窟奥にカムを決めるものの、引張ると岩の表面もろとも外れてしまう。行ったり来たり逡巡したが、危険さに諦めてクライムダウンする。クラックまでに1本、しっかりしりたプロテクションが欲しい。

中央のクラック(この後クライムダウン)

気分転換に下地の草刈りをする。主に笹と柏。先日購入した鎌が大活躍。刃にギザギザが付いていてとても良く刈れる。ブッシュで隠れていた奥の様子を見ると、ハンド〜フィストサイズのルーフクラックがあるではないか。2人で大興奮。早速、下地整備のため草刈りに精を出す。

準備が整ったところで、交代で2本ずつルーフクラックをトライ。出だしはハンドジャムで途中からはフィストジャム。徐々に傾斜が強くなり、中盤からは160度くらいのルーフが5mくらい続く。ルーフ部分は我々にはどうにもならないので、その手前のやや安定したフットホールドがある辺りまで登る。2回目のトライで一応そこまで落ちずに登れたが、プロテクションはプリセット状態なのでピンクポイントか。5.10aくらい。当然、終了点は無いのでエイドダウンして回収。使用したのはキャメロット1〜4番。ルーフへ進むなら4番が計5個くらい欲しい感じ。

奥壁のルーフクラック
真下から見上げた所。クライマーがいる辺りからルーフ状

所要のため午前中で終了。下山するのもとても暑く、全身汗でびしょびしょ。でも、今日は懸案だった草刈りもできたし、未知のクラックにトライするのはとてもエキサイティングだった。また涼しくなったら来ようかな。