小川山 (23) 妹岩、マラ岩、裏烏帽子、左岸スラブ
2012-19-15(土)
小川山。7:00-17:00。
前夜発、塩川ダムで3時間仮眠、廻り目平に5:30着。テントとタープを張り、妹岩・マラ岩へ向かった。
1. 屋根の上のタジヤン[5.9] RP(再)。朝イチは気温低くていい感じ。秋の気配を感じた。
2. カサブランカ[5.10a NP] ×。1テン。2つ目の水平ダイクからフットジャムで立ち込む部分で穏やかにフォールしてしまった。油断禁物だ。
3. ムードはいい線[5.9 NP] OS。ときどきジャミングを使いながらフェイスをジグザグに登るルート。冒険的で面白かった
4. カシオペア軌道[5.10b NP&B] OS。最初のボルトにクリップしてからの数歩がツルツル滑って怖かった。W字型の小ハングに手が届けば安定する。このクラックにカムを決めれば一安心、と思いきや、カム一式を取付きに忘れてた。どうしよう。かなりマズイ状況だ。幸い、安定した場所だったので、レストした状態でビレイ解除してもらい、ロープを手繰って下に降ろし、カム一式を引上げることができた。その間2~3分だったけど、生きた心地がしなかった。猛省。あとは順調にW字の軌道を辿りオンサイト。
10:00頃、最近知り合ったクライミング仲間のSIK君と合流し、ぼくと妻との3人で裏烏帽子へ向かった。アプローチはマラ岩の旧林道分岐から30分くらい。静かな場所だ。
5. ミスナチュラル[5.10b NP] FL。クラック部分は下から見るより長いのでカムが1セット以上あると安心。結構レイバック。
6. 涼しい顔[5.11c] ×。2テン。薄被りのカチという、ぼくが苦手なタイプのルート。核心で休みながらムーブをいくつか試すと、トップアウトできた。いけるかも。
7. 涼しい顔[5.11c] ×。1テン。レッドポイントを狙うも、ガバカチへのデッドに失敗し、3m程フォールした。でも気持ちよくトライできた。トップアウトして回収。
SIK君は2便目で「涼しい顔[5.11c]」をスムーズにレッドポイントしていた。さすがだ。ぼくも妻も腕が張りまくったので、このルートは宿題とした。他はあまり気軽に取付けそうなルートがなかったため、左岸スラブの下の「ただの大岩」へ移動した。
8. WAKA[5.11b] 敗退。全然無理。
9. ただのハング[5.11c] 敗退。これも無理。
10. ジャーマンスープレックス[5.10c] RP(再)。やっぱりスラブが好きだ。
17:00頃クライミング終了。朝から10時間も岩場にいたのでへとへとになった。今回はじめてSIK君と一緒に登った。若くて上手くてガッツがあり、一緒に登っていて気持ちのいい人だった。