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2011年11月3日(木)。9:00-16:00。妻と二人。朝6:00過ぎに家を出て、十里木の駐車場に8:00過ぎに着。ロードバイクを車で運んでいる方々が数人いらした。てくてく歩いて、9:00前に岩場に一番乗り。ちょっとすると団体さんがどんどん集まり、あっという間に上の岩場は一杯になってしまった。それでも、空く時間を見計らって、目標ルートには取り付くことができた。

1. コーナークラック[5.7NP] OS。緩傾斜のコーナー沿いをカム、ナッツをきめながら登る。ナチュプロのセットは時間との勝負だな。回収は妻にお願いした(ナッツがなかなか取れず大変だった模様)。

目標ルートの涅槃の風に団体さんが取り付いていたので、下の岩場へ移動。

2. ノーリー[5.10b/c] ×。2テン。有名ルートなので取り付いてみる。3ピン目と4ピン目でテンションしてしまう。3ピン目上が核心のようだ。薄かぶり。ホールドはガバが多いが、なぜか腕力を凄く消耗した。
3. ノーリー[5.10b/c] ×。2テン。さっきと同じ所でテンション。早くもパンプしてヘロヘロ。なんとかトップアウトして回収。

上の岩場に戻ると涅槃の風が空きそうだったので、ちょっと待ってから取り付く。
 
4. 涅槃の風[5.10b] RP。イメージどおり動けて、念願のRP! 核心部は、右カチを持って正対でちょっとトラバース→右上ガバ、というムーブ。核心の前(2ピン目クリップした後)に上手くレストできたのが良かったと思う。次回は側対ムーブ(左ガバ右カチ保持→右足キョン→右上ガバ、というイメージ)を探ってみたい。
5. 無名[5.8?] OS。勉太郎音頭の左隣り。100岩場には記載なし。

今回は冬のアルパインに向け、冬用登山靴での岩登りも練習メニューに入れた。山靴を持って下の岩場に移動。

6. 鼠小僧[5.8] RP。トップロープ張り。実は初RP。
7. 鼠小僧[5.8] TP。山靴での岩登り練習。分厚いビブラムソールは足裏感覚が無く、岩の上に足をちゃんと置けているか不安になる。なんとかノーテンで抜けられた。少し自信が付いた。

再び上の岩場へ。前回から気になっていたスラブに挑む。

8. 冥土の土産[5.10d] ×。2ピン目上辺りから、細かいホールドがさらに細かくなり、難しい。そして怖い。3ピン目にヌンチャクをかけられず、コーナークラックに逃げてしまった。
9. 冥土の土産[5.10d] RP。休憩して再トライ。ヌンチャクがかかってるとだいぶ楽になるようだ。3ピン目辺りはホールドが特に少なく、両手マイクロカチで無理やり身体を引上げ、スラブ上端から伸びる縦ホールドを取り、右足に乗り込んでガバを掴んで終了。このルート、スメアリングがキーとなる一般的なスラブ(小川山とか)とは違い、すごく細かいホールドにエッジングで乗り込む系。

ここらで15:00。人が減ってきたので、もう少し登る。

10. 無名[5.8?] RP(再)。クラックジョイが空くまで時間つぶし。
11. クラックジョイ[5.9] RP(再)。疲れててギリギリ完登。落ちるかと思った。

力を振り絞った感じで終了。有意義だった。今日は人生2本目の5.10dを完登できた。5.11への道が見えてきたか。スラブの5.11aを探さなければ。

帰りの中央道、幸運にも八王子―高井戸間は珍しく渋滞なし。2時間足らずで自宅に戻れた。