ランニングとGR明石
炎天下の中、10時から30分程ランニングをする。社宅から出てすぐ、勤務先の会社の横にある工業地帯の周回コースだ。平坦で信号も無く人通りも無くリラックスして走れる。1周2.1kmなので何周するかによって走る距離を調整できるのも手軽で良い。で、そこを炎天下の中勇猛果敢に走りだすのである。1周目は「お、余裕あるな」なんて思ったりするけれど、2週目になると汗でTシャツが腰までビシャビシャになり、歩くよりも遅いペースでよろよろと駆け抜ける(歩き抜けるというか)。
シャワーを浴びてサッパリした後、大久保にあるグラビティーリサーチ明石でボルダリングをする。またしても、週1度の貴重なクライミング機会をクーラーの効いたインドアで消費してしまったことに若干の後ろめたさを感じつつ、ランニングして体重も減ってきたしそろそろ今日は3級を落とすぞと意気込みつつ、結局4級も満足に登れない自分に少々ガッカリする。1時間強登って、奥さんと子守りを交代して、16時に終了。ちなみに奥さんは4級をしっかり完登していた。
帰宅後、少し涼しくなっていたので、例のコースをさらにもう2周ランニングする。すでに陽が落ちて薄い闇の中なので、気温はまだまだ高いとはいえ日中よりかだいぶ消耗が少ない。さて、ぼくは何のために走っているのだろうかとグルグルと考えながら、帰宅してまたシャワーを浴びてビールをロックで飲むと、このために走ったのかも知れないなと考える。あ、ビールをロックで飲むというのは、少しでも冷たくそしてアルコールを薄めたいというぼくのささやかな工夫である。ビールを飲むためというか、ビールを飲んでも罪悪感を感じないためというか。