氷ノ山(2023-03-11)
メンバー
単独
行程
- 2023-03-11(土)晴
05:50 加古川市
08:40 氷ノ山自然ふれあい館 響の森 駐車場
09:40 氷ノ山越
10:50 氷ノ山
11:45 三ノ丸
12:40 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
13:30 三ノ丸登山口
13:50 氷ノ山自然ふれあい館 響の森 駐車場
詳細
最後に雪山に登ったのは2021年末の大山なので、1年以上も空いてしまった。季節はもう春。残雪期であれば危険も少ない。装備にも体力にもいまいち不安を抱きつつ、眠いなあと思いながら国道29号線を北に走る。
3時間弱かけてようやく登山口の駐車場に到着。天気は快晴。手袋する必要がないほどの暖かさ。一応ピッケルをサブザックに取り付けて歩きはじめる。キャンプ場のコテージ街を抜け、登山道に沿ったトレースを黙々と歩く。積もっている雪は気温の上昇によってグサグサとしている。
1時間程で氷ノ山越に到着し、小休止。ここからは稜線なので多少はなだらかだ。氷ノ山山頂に向けてトレースをたどる。こしき岩の下部をトラバースする部分は日陰になっていて雪面が固く、それなりに急斜面だったので、アイゼンを装着しておけばよかった。やや緊張して通過したら、山頂を目指して下を向いて歩く。山頂は部分的に雪が溶けて、地面が露出していた。
山頂からは南側の三ノ丸へ進む。ゆったりした傾斜の広い雪原がなかなか爽快だ。尾根は明瞭でないので、視界がないと迷いそうな地形だ。今日は暖かく快晴で風もないので、漫然とトレース沿いに歩くだけという気軽な歩き。山スキーの人々と何度かすれ違い、スキーも楽しそうだなと思う。
三ノ丸から西の尾根へと進み、尾根が北西に向いて地形が明瞭になるとスキー場のリフト終点が現れた。スキー場を歩くのは良くなさそうなので、西側の樹林帯をボソボソと下る。けっこう急斜面(スキー場になるくらいだから)。
スキー場の際を歩かせてもらえないかなと広い面に出ようとするも、大会か何かをやっていて、スタッフの方から投げかけられた視線に耐えきれず再び樹林帯に戻る。里に降りようとしたら人間に追い払われてしまう野生動物にでもなったかのようだ。
やっとのことで車道に出て、10分ほど登り返して駐車場に到着。これでもう歩かなくていいんだと、安らぎのひととき。帰りに道の駅若桜に寄り道し、大きな梨「新雪」を入手。帰り道の運転は眠かった。