風吹岩(2024-10-13)

最終更新日

晴れた秋の日曜日、山に住む猫を探しに、六甲山の風吹岩を娘(RK、11歳)と2人で登った。

メンバー

RK、崎間

工程

  • 2024-10-13(日)晴
    10:00 阪急芦屋川
    10:25 高座の滝
    10:30 地獄谷入口
    11:00 小便滝
    11:20 A懸垂岩
    12:00/12:40 風吹岩
    13:30 高座の滝
    13:55 芦屋川

詳細

RKが六甲山に登りたいという。六甲山には猫がいることがあるよ、というと俄然やる気を出してしまったので、もしも猫がいなかったら大変なことになりそうだ。若干の不安を抱えて出発する。

阪急芦屋川駅から住宅街を通って六甲山へ歩く。以前にもRKと来たことがあるのだけれど、その時はまだ小さかったので、僕がザックに乗せて歩いた。そんなことはRKの記憶に無いようで、初めて見る芦屋の高級住宅街に興味を示していた。これをマインクラフトで再現するにはどうすればいいかという話を聞きつつ、10月なのに暑いなあと思いながら坂道を歩く。

▲芦屋の町並みを歩く

人が多いので地獄谷から登ることを提案する。RKは滝の近くを登れると聞いて喜んでいる。そんなに危ない場所はない印象だったけれど、子どもの身長だとけっこう大変かも、と思っていたら、RKは慎重かつ的確に頼もしく登っている。何度かはRKも岩場でクライミングをしたことがあるので、その経験が活かされたみたいだ。

▲地獄谷の入口で小休止
▲地獄谷を登る
▲地獄谷を抜けて風吹岩へと続く稜線(脆い)

例によって道がよく分からない部分が何箇所かあり、GPSに助けられて、概ね順調に風吹岩に到着。果たして問題の猫はいるのかと不安になっていたら、目の前にいらっしゃった。なんというか、全体的にふくよかで、野生の厳しさを感じさせない印象だ。猫がいてくれてよかった。

時刻は12時。お昼ごはんに、カップ麺と、妻が用意してくれた卵焼きなどを食べる。山の上で食べるごはんは美味しい。天気もいいし、RKはご機嫌だし、猫もいたし、これ以上望むものはない。

▲風吹岩在住の猫
▲お昼ごはん

有馬まで抜けるのは時間的に微妙だったので、本日の最高到達地点は風吹岩までにして、下山する。帰りは地獄谷ではなく、より一般的な中央稜。幾人もの登山者に握られたであろう登山道脇の木の枝がことごとくすべすべになっていて、2人で感心しながら歩く。

風吹岩から30分強で滝の茶屋に到着。ここまでくれば安心だ。炭酸飲料を買って乾杯。駅までの帰り道、つぎは山頂まで登って、有馬温泉まで行こうねと話した。

▲滝の茶屋で一休み